時間がたつのは本当に早い。
春も近いですなぁ。
春は恋の季節ですわ。
近況としましては、ナンパは前回の41人声掛けから3週間ほどしていなかったがまた今週末から再開だ。
色々と忙しかったものでな。
まぁいつものダブルワークで忙しいんだけど、夜行っているコールセンターのバイトで2月の初めに新しいバイトの女が入ってきた。
スレンダーな体型でスト8くらいあるキレイなお姉さんといった感じだ。
年齢は30歳前後くらいか?
俺好みのOL風だ。
いつもの俺ならばブログで、
「くぅ〜!いい女だのぉ!
後ろから抱きついてうなじをペロペロなめたい!
○○○をペロペロねぶりたい!
○○○ッ! ○○○ッ!
クソがッ!」
…
などとのたまうのだか、今回は違う。
今回は感傷的な気分でな。
オッサンの純情に付きあってくれ。
センチメンタルな文章に仕上げたぞ。
…
彼女と会ったのは2月初旬。
新しくバイトで入ってきた。
30歳前?位で、細身のスタイルでサラサラヘアが綺麗な顔をさらに美しく見せている。
白いパンツがスタイルの良さを強調している。
目もぱっちりしていて誰が見ても美人だろう。
俺は緊張した面持ちで最初挨拶をした。
俺はキレイな子には緊張してしまう。
新人ということで、シフトが一緒のときは俺のとなりの席に座るように指示されていた。
まだ電話の受け答えも不慣れなので俺は優しく教えた。
彼女のとなりで、俺はたくさん鳴る電話を対応している。
そんな俺を彼女は頼もしそうな目で見ていた。
そして頼りにしてもらっているのが感じられた。
そして
頼られているのがうれしかった。
「ムロウさんの隣でよかったです」と言われてドキっとした。
電話があまりなっていない時は少し喋った。
兵庫県の端のほうから通っているらしく通勤に2時間かかると言っていた。
仕事を探していてつなぎでバイトをしているそうだ。
入れ替わりの多い職場なので、彼女と他に3人ほど同時に入ってきたそうだ。
顔は知らないが。
喋っていくうちに少し距離も縮まっていき、次第に彼女に惹かれていく自分がいた。
彼女はいつもバイトに入っているわけではないし、俺とシフトで入れ違いになることもあったので一緒に入るのは週2回くらいだった。
今日は彼女は出勤しているのかな?などと思いながら仕事場に入って実際彼女がいると、胸が高まった。
彼女と話したい。
彼女のことをもっと知りたい。
いつしか俺は
彼女に恋をしていた。
久しく忘れていた感情…
20代以来だ。
こんな気持ちは。
仕事の休憩中、彼女が別の新人の男(40位のオッサン)と椅子に座ってタメ口で親しげに喋っているのを見かけて俺は嫉妬した。
後で分かったが同期で一緒に入ったそうだ。
ちなみにこの男は既婚で子持ちだということを、仕事中に別の人の雑談の中から聞こえてきて知った。
彼女は知っていたのだろうか…
そうこうして3週間が過ぎた。
この日も彼女と一緒だった。
俺は幸せな気分で電話対応していた。
彼女の方はまだ新人で電話があまりならないので、隣の30歳のスト2のケツあご女と彼女が少し雑談をしていた。
俺は電話対応しながらも少し聞き耳をたてていた。
スト2に年齢を聞かれて答えていて、スト2がビックリしていた。
「見えない!」と
だが電話の音にかき消されて肝心の何歳かが聞こえなかった。
実は結構年齢が高めなのだろうか…
そういえば休憩室でオッサンともタメ口で喋っていたもんな。
いや、そもそも俺はこのオッサンの年齢も知らない…
この日は彼女は21時から朝6時までの出勤だった。
土曜なので、俺は21時から朝9時までの出勤だった。
そして彼女が退勤する2時間ほどまえ、朝4時くらいか。
彼女がこういった。
「実は私、今日で仕事終わりなんです。お世話になりました。」と
え?
なんでも兵庫県から遠すぎて無茶しすぎたそうだ。
やはり往復4時間の通勤はキツいらしい。
俺は彼女に冗談っぽく
「さびしくなるよな…」
といったが実はこれは本音だった。
彼女は「まだ会ったばかりじゃないですか」と笑っていたが。
残りの2時間はすごくやきもきした。
その間に俺の休憩もあり(休憩時間はみんなバラバラ)、結局最後一緒にいられたのは1時間半だけ。
もっと喋りたかったが、朝方から電話が鳴り始めて忙しくなったので喋ることもできず。
そうこうしてあっという間に彼女の終業時間の6時になった。
電話番号を渡そうか?と迷いながら仕事していたら、彼女が名残惜しそうな感じで「お疲れ様でした」と小さな声で帰って行った。
俺は後悔した。
たしかに電話がたくさん鳴っていて電話番号をキチンと話して渡すには難しい状況だった。
しかし紙に書いてサっと無言で渡すくらいはできたはずだ。いくら忙しくても。
これは俺に迷いがあったからだ。
忙しく電話がなっているのと、遠距離だということで俺の判断を迷わせた。
そのあとの3時間は、後悔の念を感じながら仕事をしていた。
…
次の日電車で職場に向かうとき、さみしさから少し目頭が熱くなった…
彼女が去ってから今日で4日。
もう俺のとなりに彼女はいない。
いつも笑顔で話しかけてくれた彼女の声を聞くことも、もうない。
…
あなたに出会えてよかった。
あなたの隣で仕事ができて幸せだった。
もしいつか、どこかで会えたら迷わずこう言おう。
あなたのことが好きでした。