午後から難波に到着する。

今日もすごい人だのぉ。

さぁ、孤軍奮闘を再開するか。
しかし、難波に着いてから20分もしないうちに連れから連絡が入った。
「連れ出しが終わった」と
意外と早かったな。
梅田からすぐだったので数分後に連れと合流した。
連れいわく
即日パコパコ可能だった と
しかし、わざわざオッサンのために戻ってきてくれたらしい。
う〜む。
なんともったいない。
ナンパの鉄則
「鉄は熱い内に打て」だぞ。
次回どうなるか分からないしな。
女の子は気まぐれだからな。
それにしても連れは勢いがある。
1月に入ってもう5,6人はパコパコしておる。
しかも全員スト8以上のきれいどころだ。
このペースだと1月中に10人はいきそうだ…
年間120人ペースか…
…うらやましいぞ。
その技術が欲しいわ。
本当、ナンパって一種のスキルだよな。
しかしいい刺激になる。
俺も負けていられない。
俺たちは、この前見つけた新たなナンパスポットに移動する。
…ここでの成功率は8割を超えるか!
ライバルも皆無。
まぁ苦労して見つけた場所なのでどことは言えないが。
それに知っていても実践できる者は少ないだろう。
おそらくみんな地蔵になって声をかけられない。
ここでの取りこぼしは許されない。
ゆくぞ!
俺たちは女を物色する!

そして俺は、繁華街に向かう1人の女に声をかける!
歳は30前後か…
容姿はスト6といったところか。
俺「さっきそこで見かけてタイプだったので…」
と声をかける。
女は少し驚いた様子だった。
そしてお茶に誘ってみた。
するとどうだ。
OKしてくれた!
拍子抜けするくらいあっさりだ。
こっちが逆にビックリしたわ!
連れ出ししてしまったら150人達成は無理だ。
どうする?
だが女が結構乗り気だ。
くぅ…
仕方ない。
お茶に行こう。
連れには悪いが…
まぁいいか。
これで一応お互い様だ。
やはりナンパは 場所 が重要だな。
早速俺たちは喫茶店を探す。
急な連れ出しなので店が分からない…
しかし難波は食事できる店が多いのですぐに喫茶店が見つかった。
ふぅ…
さぁ、ここからが緊張するぞ。
いつもの面接だ。
突発的な連れ出しは、準備がないから緊張するんだよな。
しかしドキドキ感がある。
女は29歳の大阪市内勤務のOLで、これから英語の勉強を自習しに行くところだと言っていた。
お互い敬語で緊張があり会話はぎこちない。
ときおり無言になり空気が重くなることがあった。
ぐぅ…
少し帰りたくなってきた。
しかし会話をしていくと少し打ち解けてきて、緊張がほぐれてきた。
褒めたのがよかったのか、向こうが俺のことを結構気に入ってくれた。
だいぶ打ち解けた。
こうなればスキンシップで親密になろう。
喫茶店だが…
俺は「このインナー暖かそうやなぁ」と、女の手首を触ってみる。
何の抵抗もなしだ。
むしろ喜んでいるようにも思える。
そして喫茶店を出ようと、上着を来た時に
俺が女に「今から自習行くん?」と聞くと…
女は
「今から行っても30分しかないし、一緒にご飯行く?」と言ってきた。
さらに、
「居酒屋でもいいよ」 と言ってきた。
むぅ…
これは完全に即日パコパコの流れではないか!
これに気付かんようでは鈍感すぎる。
俺はテンションがあがった!
居酒屋に行って口説きおとして、スキンシップをすればもうパコパコだ!
俺たちは喫茶店を出てすぐ近くに居酒屋を見つけたので入る。
店内は結構薄暗い。
照明効果か女の顔がさっきよりカワイク見える。
逆にオッサンもいい男に見られているかもな…
ビールを頼んで乾杯だ。
さっきの喫茶店の初めのほうとは違い、お互い敬語ではなく打ち解けている。
酒も入っているので変な緊張や、重い空気はない。
普通にスキンシップができる。
ナンパ商材にも書いてあった。
ホテルまでにはできるだけスキンシップをしておけ と
触りすぎるくらいでもいいらしい。
俺は最近それを実践できつつある。
髪の毛を触ったり、ほっぺをペタペタと触ってみる。
さらに「指細いよな」といい俺の手のひらと女の手のひらを合わせてみる。
…
女は恍惚の表情を浮かべてうっとりしている。
なんかドキドキしてきたぞ。
まるで恋人同士のような感じだ。
本当にパコパコできそうな勢いだ。
会話も弾み、もう付き合おうか?的な流れだ。
さらに女が「今度奈良に連れて行って」と言った。
オッサンだいぶ気に入られたわ。
そして、女の方から番号交換しようと言ってきて、「明日一日空いているし何しようかな…」と言ってきた。
こうなれば当然俺は、明日遊ぼうと誘うはずだ。
女が誘ってくれ、と暗に言っておるのだから…
ここまで言われて誘わなければ失礼なくらいだ。
…
しかしだ。
明日は女医とのアポが入っている(泣)最悪だ。
タイミングが悪すぎる。
キャンセルしたいくらいだ。
結局この場では明日誘うことができなかった。
時間がきたので居酒屋を出る。
二人で駅まで歩いていく。
俺はこの日、パコパコは狙わなかった。
気に入られたが、雰囲気的に今日は無理そうに感じた。
がっつきすぎて失敗したら最悪だ。
年齢もアラサーで大人な女性だからな
付き合えそうな感じだし今日あえてリスクを冒す必要もない。
しかし、そうなれば明日会えないのが非常に悔やまれる。
さっきの連れの時にも言ったが
「鉄は熱いうちに打て」だからな。
帰って女に正気に戻られたら困る。
まぁこの子は俺のことを気に入ってくれたので大丈夫だと思うのだが。
俺は女と別れた。
時間は午後8時半。
今までの声かけ人数83人…
これは100人達成できるな。
いやここまできたら達成したい。
150人はさすがに無理になったが…
孤独に100人達成しよう。

そして、連れに電話をしてみると家に帰っていたようだった。
85人で終わったらしい。
しかし家がすぐ近くなので、また合流して一緒に100人を目指すことにした。
せっかくここまできたら一緒に達成したい。
15分ほどして俺たちは合流して声をかけていく。
さっきの居酒屋での酒が残っているのでアルコールナンパ状態だ。
まぁ、今さらアルコールなどなくても声をかけられるが…
88人目だった。
エスカレーターを降りたところで女に声をかける。
すると結構反応がいい。
ちょっと派手な感じの人だ。
30歳前後か?
仕事帰りだと言っていた。
そして今から用事があるらしい。
土曜日に仕事か。大変だのぉ。
サービス業か何かか?
俺は何をしている人かと聞いてみた。
女は「たぶん、聞いたら引きますよ」と言った。
ピンときた。
俺は、「もしかして医者ですか?」と言った。
すると女は
「はい、そうです。」 と笑顔で言った。
むぅ…
また医者か!!
そういえば高そうなコートを着てオーラがあるからな…
しかし俺は明日、女医とのアポだったのでそんなには引かなかった。
結構和んだのだが番号交換はならずに赤外線送信だけのブーメランだった。
おしい…
まぁ返ってこないだろう。
2人してポツポツと数をこなしていく。
シャレで女子高生にも声をかけてみる。
…
地団太を踏んでキレられたわ(汗)
ドスン!ドスン!て
いい歳して女子高生にキレられるとは思わなかったな。
97人… 98人… 99人…
100人!達成したぞ。
ふぅ…
今回は余裕だったのぉ。
前回の半分くらいの疲れだ。
精神的にも肉体的にも余裕がある。
番号のストックもあるので焦りもなかった。
連れ出しで3時間居酒屋で座れたのもいい休憩になったか。
やはり1回目より2回目、2回目より3回目だな。
慣れというのは恐ろしいものだ。
次回の3回目にはさらに成長していることだろう。
成績
俺 声かけ人数101人 成果5人(1連れ出し 2番号交換 3ブーメラン)
@ 25人目 二十歳の女子大生 番号交換
A 51人目 25歳位のスト8 番号を書いて渡す(ブーメラン)
B 64人目 年齢不詳のスト4 番号を書いて渡す(ブーメラン)
C 83人目 29歳のスト6 居酒屋連れ出し 番号交換
D 88人目 30歳前後の女医 赤外線送信で番号を送る(ブーメラン)
連れ 声かけ人数100人 成果7人 (1連れ出し 5番号交換 2ブーメラン)
ナンパはやめられませんなぁ。
そして俺は次の日曜日に、女医とのアポに向かうのであった…
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