この前も街を歩いていて、軟弱なオタクみたいな男とかわいい女が手をつないでいた。
俺は理解不能だった。
…理解に苦しむ。
どこで出会ったというのだ?
このオタクのイチモツを受け入れることができるのか!
いつもながら俺を驚かせてくれる。
まるで難解なミステリー。
解読不能。
奇奇怪怪な現象だと思っていた。
しかし、この謎が解けた!
ネットをしていて最近見つけた記事だ。
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恋愛結婚の7割は職場恋愛。そして職場結婚の9割は半径2メートル以内の人と結ばれている──そんな都市伝説まがいの一説もあるが、出会いのきっかけの約半数が同じ学校、同じ職場という事実は見逃せない。「運命の出会い」や「赤い糸」なんて、幻想でしかないのだ。かといって、出会いの最終兵器のような合コンも手間ヒマかかるわりには、じつは「偶然の出会い」と変わらないくらい効率が悪い。
学生時代からの恋人とうまくやっているという人は、長い春を大切に育んで決して手放すな! これから恋をしたい! という人は、まずは学生時代の友人に電話を1本入れてみよう。そして改めて職場を見渡してみて、ステキな人がいないか再検証してみるべきだろう。灯台もと暗し!

…なるほど、やはり職場か友人の紹介か。
自然な出会いだな。
街を歩いているカップルは職場や紹介で知り合って長く付き合っているだけなのだ。
さらに驚愕の事実はナンパでの出逢いが1%しかいていないことだ。
俺はこの1%の市場に参入しているのだな。
きびしいことは確かだが逆の見方をすればおいしい。
ライバルが少ないのだ。
つまり独占市場だ。
そして昨日ネットでさらにびっくりする記事を発見した。
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あなたは動物的というより植物的(草食的)ですか? オーネットの調査によると、20代〜30代の未婚男性の51.0%は「自分は草食的」と分析していることが分かった。また「交際相手がいない」という人は70.0%に達し、1996年の調査と比べ、13.2ポイントも増加。現在の恋愛状況はうまくいっていないようだが、59.0%の人は「女性の友人」を持ち、89.7%が過去に片思いを含む恋愛経験があるなど「女性とのコミュニケーションや恋愛については積極的な姿勢を見せている」(オーネット)ようだ。
彼女がいる男性の74.1%は「自分から告白した」と回答。結婚についても「結婚したい」(77.8%)、「結婚によって人生の楽しみは多くなる」(73.6%)と、結婚に対しては前向きな姿勢を見せている。ただ「経済的不安などから結婚を先延ばしにする傾向が強まる」(69.8%)と考えている人が多いが、「自分は経済不況下でも結婚したい気持ちは変わらない」(70.9%)と、不況が原因で晩婚化が進むかもしれない、といった結果が出た。

70%も恋人がいないのだ。
カップルは30%しかいていないのか。
俺は80%くらいいていると思ったのにな。
外に出ればカップルばかりなのだから。
…ということはあれか。
カップル以外の男女は休日は家に引きこもっているのだな。
だからカップルばかり目につくのだ。
外を歩いているのは30%にすぎないのにな。
計算してみよう。
1000人いたとするとカップルは300人か。
その中でナンパの出会いは1%だから3人か。
1000人いて3人…
みんなナンパなどという泥臭い出逢いを選ばないのだろうな。
断られるとヘコむし。
軟弱なオタクどもにはできないだろう。
お前らは労せずに出会えているからな。
だが俺はナンパを続ける。
ナンパは楽しいからな。
精神が高揚する。
ナンパはもはや生活の一部になっている。
また今週も出撃してこよう。